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Update(Upgrade)について

 

・ Acquia 1.2.21(Drupal core 6.15)からAcquia 1.2.36(Drupal core 6.22) へのアップデイト

OSはdebian    ★ スクリーンショット付きのアップデイト手順PDFマニュアルは ここをクリック

 
バックアップ
 

データベースのバックアップ

1. SQLダンプを使います。 mysqldump -u username -p databas name > filename.sql

システムのバックアップ

Acquia Drupal が入っているディレクトリを丸ごとバックアップします。たとえば tar -cvozf こまんどなどで。

.htaccess もバックアップしておくと、もしもの時に役立ちます。移行後は新しい.htaccessファイルになりますので。

 
既存環境 sites ディレクトリの移行
 

既存のサイトをメンテナンス状態にサイト設定を変更します。

sitesディレクトリ以下は、既存のモジュールやデザインテンプレート、アップロードしたファイルなどがありますので、まず、バックアップします。

その後、アップデイト作業で使用するため、mvコマンドなどで、移行先のsitesが保存されるディレクトリへ移動します。

Acquia Drupal のアップデイト版(たとえば、今回使用したソース acquia-drupal-1.2.36.5556-update.tar.gz )では、解凍展開すると、sitesディレクトリは標準で入っておりません。移行もとのsitesを移動してインストール時に使用します。

updateスクリプトの実行

アップデイト用のソースを解凍・展開し、移行もとの sites をその展開先へ移動もしくはコピーして、サイトURLで http://サイト名/update.php を実行します。

アップデイト終了後の設定
 

セットアップ終了後、すぐにサイトへアクセスすると、表示されないページがあります。

.htaccess ファイルが設定されていないので、htaccess.standard.txt というファイルを .htaccess へ変更します。

Robot.txt ファイルも同様に設定します。

アドミン環境にログインして、念のために、「cronを手動で実行」を行い、設定内容を確認しましょう。

アップデイト実績

Acquia Drupal 6 の場合

Acquia Drupal 7 もしくは Drupal 7 の場合   7x1 -> 7.4 へはOK    7.0 -> 7.8へはOK

利用可能なアップデートの通知

アップデイト後に、インストールされているコアシステムや各モジュールの最新版について、電子メールで通知情報が送られて来ます。 この設定は変更するには、 

Drupal 7 の場合  アドミン環境 > レポート > 利用可能なアップデート > 環境設定 で設定します。

Drupal 6 から Drupal 7 になって標準コアに組み込まれた機能

以下のページで確認出来ます。

http://drupal.org/node/895314

Drupal 6 から Drupal 7 にアップグレードする方法

(2022年12月の情報として)以下のページで確認出来ます。

Upgrade to Drupal 7

Migrating D6 Content Construction Kit (CCK) to D7 Fields

概要: Drupal6で追加拡張モジュールなどアンインストールして、そのデータベースをDrupal 7の最新版で新規インストールします。その際に、既存のDrupal6のデータベースをインストールでいたベースに指定して、Drupal 7のインストール作業を継続します。既にデータベースがあるので、アップデイトになります。これでデータベースはDrupal7で管理できるようになります。その後、Drupal7でDrupal6で使っていたも拡張モジュールのDrupal7対応があれば、インストールして有効にします。この状態では、Drupal6のCCKで構築したフィールド名などは復元できないので、Drupal7のCCKモジュールなどをインストールします。

Drupal6のCCKモジュールで、Node Reference and User ReferenceやContent Permissions、Field Groups、MultiGroupsを使っている場合は、Drupal7での代替えモジュールでデータベースのマイグレーションを実施します。

Referencesモジュール もしくは Entity referenceモジュールEntity APIモジュールCtoolsモジュール ※EntityReferencesのほうが、最新のDrupal7はデータ構造がEntity対応になっているので多くのサイトで使っています。

Drupal7のCCKモジュールでマイグレーション手順

  • CCKモジュールのインストール、cckモジュールとcontent_migrateモジュールの有効化
  • .../admin/structure/content_migrate ページを参照し確認
  • Drupal6で使っていたモジュールのDrupal7版をインストールとupdate.phpの実行、拡張モジュールの有効化
  • .../admin/structure/content_migrate ページを参照し、マイグレーションするAvailabke Fieldsにチェックし、「Migrate selected fields」ボタンを押してマイグレーション実施
  • マイグレーション完了後はCCKモジュールをアンインストールします。

 

 

 

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